マイクアンプAT-MA2でボリュームアップ
- 2014/11/01
- 18:12
Macでゲーム実況配信をこれまでやってきたが、OSがMacの時からなんとなく気づいていたのはマイクの入力シグナルが小さいこと。AVerMedia USB3.0対応HDMIキャプチャー CV710
を使うためにWindowsOSで起動していてもその様子を感じ取ることができる。一概に小さいというには御幣があり、マイクはPCによって発揮できるパフォーマンスが結構変わるようである。
普段メインで使っているマイクはSONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン PCV80U ECM-PCV80U
でこれがどうも音量を出せなくて困っていた。ほとんどのマイクの音量設定としてはコントロールパネルのサウンドの録音の項から使用するマイクのプロパティを開いてレベルをMAXの100にしておいて、さらに必要な場合はキャプチャーするアプリケーションのゲインを上げて補うというのが一般的というかマイクとPCだけでできるお金のかからない解決策であろう。実際にアマレコの設定グラフ3のライブ機能のところで使用するマイクにブーストをかけることができる。むしろゲームの音に声がかき消されてしまうときはゲームの音量を絞って聞こえを良くすることも可能である。そういった機能をフル活用してやっていたわけなのだがどうも元のマイク音量が小さいためにソフト側で増幅するとサーッというホワイトノイズが大きくなってしまう。そこはやはりMacBook Proにオンボードで載っているサウンド機能が弱いのかなあと感じるところであった。したがって外付けサウンドカードが改善策として上がった。
大勢のニコ生主御用達の名品らしいSound Blaster X-Fi Go! Pro r2
を購入してみた。USB接続型のオーディオインターフェイスであり、直接PCにマイクを挿すよりも音質が良くなり、またおまけ機能としてボイスエフェクトを声にかけることができる。実際に音は良くなった気もするがやはり音量を上げるわけではないのでソフトで増幅した時のホワイトノイズは変わらなかった。実際これはPC用マイクを3.5mmマイク端子接続していたような人にとって劇的に恩恵があるようではなっからUSB接続していた自分の場合はあまり意味を持たなかったように思う。

Fig1.ECM-PCV80U付属USBオーディオボックス
マイクレビュー実況配信用マイク② 〜ECM-PCV80U〜で紹介したもの。MacBook Proにはマイク端子がないので接続はUSBによって行うため、ECM-PCV80Uは(別に他のUSBオーディオインターフェイスでもいいし別のマイクだって使用できる)付属のオーディオボックスを使用してPCに接続しているので音は保証されていた。パソコン側の設定をいくらいじっても音量が改善されなかったためついにマイクアンプの購入を検討することになった。
ということでaudio-technica マイクロフォンアンプ AT-MA2
を購入してみた。「PCマイク アンプ」とか検索するとまずこの商品が出てきてほとんどのページを占めている。他の商品はとても専門的で高価なため実質安価で買えるマイクアンプはこの商品で完結しているようだった。
普通のマイクとPCマイクのようなプラグインパワーのものに対応。特にプッシュしてないがつまみをいじることでゲインコントロールが可能。

Fig1.箱
音響関連で数々の製品を出しているaudio-technicaからの商品。発売開始が2002年4月と実に息の長い商品。

Fig2.本体上面
本体はとても小さいがアルミ製のボディとなっておりどことなく高級感ただよう作りになっている(4~5千円で購入できるのに)。

Fig3.本体正面
6.3㎜標準プラグの ダイナミックマイク も接続可能。PC用マイクを使用するときはAT-MA2の小さい穴(3.5㎜ミニジャック)を使用する。ただしマイクを2本同時使用することはできない。スイッチ部分はOFFとステレオONとモノラルONであり、自分の環境ではモノラルにしてある。そして右端のつまみはゲインコントロール部分である。

Fig4.本体裏面
製品内容は他にACアダプタがあり、裏面に差込口がある。注意したいのが出力はライン出力によって行うためケーブルを別途用意する必要があること。またMacBook Proにはライン入力端子がない(イヤホンジャックでライン入力を兼用できるらしいのだがMacOSで起動している時に限るらしい)のでさらにライン入力可能なオーディオインターフェイスを購入しなければならなかった。ケーブルは ステレオミニ-ピンX2
あるいは2ピン-2ピン
のケーブルでその先のオーディオインターフェイスの入力端子によって使い分ける。
使用するマイクのタイプはプラグインパワー式のものだったのでプラグインパワーをOnに入れておく。

Fig6.BEHRINGER UCA222
もうこれ以上お金を掛けたくなかったので安いUSBオーディオインターフェイスのBEHRINGER UCA222を購入した。USBでパソコンに接続してオンボードのサウンドカードから音質の向上をはかったり、楽器類をライン入力で取り込むといった使い方もできるすぐれもの。ドライバーを新たにインストールする必要がないのもポイント(デバイスには2-USB audio CODECと表示される)。公式PRにはiPadにUSBハブを介して接続してDJプレイを録音などといった使い方までプッシュされていた。

Fig7.接続図
図のようにAT-MA2とUCA222をピンX2-ピンX2ケーブルで接続した。UCA222には必ずInputの方に挿さないといけない。ゲインは最初は最小の状態にしてコントロールパネルのサウンドやキャプチャーソフトなどでモニターしつつ徐々に上げていくといいだろう。以前よりはるかに大きな音量として入力することができ、転じてキャプチャーソフト側で無理に増幅させる必要がないので音質の向上につながるという感じだ。
ゲーム実況配信関連で常に付きまとう音の問題の解決策に高いサウンドカードや高品質なマイクを購入する前にアンプで補ってみるということを考慮してはいかがだろうか。


普段メインで使っているマイクはSONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン PCV80U ECM-PCV80U
大勢のニコ生主御用達の名品らしいSound Blaster X-Fi Go! Pro r2

Fig1.ECM-PCV80U付属USBオーディオボックス
マイクレビュー実況配信用マイク② 〜ECM-PCV80U〜で紹介したもの。MacBook Proにはマイク端子がないので接続はUSBによって行うため、ECM-PCV80Uは(別に他のUSBオーディオインターフェイスでもいいし別のマイクだって使用できる)付属のオーディオボックスを使用してPCに接続しているので音は保証されていた。パソコン側の設定をいくらいじっても音量が改善されなかったためついにマイクアンプの購入を検討することになった。
ということでaudio-technica マイクロフォンアンプ AT-MA2
・マイク入力端子のないAV機器でマイク入力が可能。
・入力端子はお手持ちのマイクロホンに合わせてφ6.3標準プラグとφ3.5ミニプラグ*が接続可能。
・マイクロホンに合わせてモノラル/ステレオマイクに切り換え可能。プラグインパワーにも対応。
・メタルボディ&コンパクトサイズ。
・ACアダプター付属。
※φ6.3mm標準プラグとφ3.5mmミニプラグの両方を接続しての同時使用はできません。
公式サイト:http://www.audio-technica.co.jp/atj/show_model.php?modelId=896
普通のマイクとPCマイクのようなプラグインパワーのものに対応。特にプッシュしてないがつまみをいじることでゲインコントロールが可能。

Fig1.箱
音響関連で数々の製品を出しているaudio-technicaからの商品。発売開始が2002年4月と実に息の長い商品。

Fig2.本体上面
本体はとても小さいがアルミ製のボディとなっておりどことなく高級感ただよう作りになっている(4~5千円で購入できるのに)。

Fig3.本体正面
6.3㎜標準プラグの ダイナミックマイク も接続可能。PC用マイクを使用するときはAT-MA2の小さい穴(3.5㎜ミニジャック)を使用する。ただしマイクを2本同時使用することはできない。スイッチ部分はOFFとステレオONとモノラルONであり、自分の環境ではモノラルにしてある。そして右端のつまみはゲインコントロール部分である。

Fig4.本体裏面
製品内容は他にACアダプタがあり、裏面に差込口がある。注意したいのが出力はライン出力によって行うためケーブルを別途用意する必要があること。またMacBook Proにはライン入力端子がない(イヤホンジャックでライン入力を兼用できるらしいのだがMacOSで起動している時に限るらしい)のでさらにライン入力可能なオーディオインターフェイスを購入しなければならなかった。ケーブルは ステレオミニ-ピンX2
使用するマイクのタイプはプラグインパワー式のものだったのでプラグインパワーをOnに入れておく。

Fig6.BEHRINGER UCA222
もうこれ以上お金を掛けたくなかったので安いUSBオーディオインターフェイスのBEHRINGER UCA222を購入した。USBでパソコンに接続してオンボードのサウンドカードから音質の向上をはかったり、楽器類をライン入力で取り込むといった使い方もできるすぐれもの。ドライバーを新たにインストールする必要がないのもポイント(デバイスには2-USB audio CODECと表示される)。公式PRにはiPadにUSBハブを介して接続してDJプレイを録音などといった使い方までプッシュされていた。

Fig7.接続図
図のようにAT-MA2とUCA222をピンX2-ピンX2ケーブルで接続した。UCA222には必ずInputの方に挿さないといけない。ゲインは最初は最小の状態にしてコントロールパネルのサウンドやキャプチャーソフトなどでモニターしつつ徐々に上げていくといいだろう。以前よりはるかに大きな音量として入力することができ、転じてキャプチャーソフト側で無理に増幅させる必要がないので音質の向上につながるという感じだ。
ゲーム実況配信関連で常に付きまとう音の問題の解決策に高いサウンドカードや高品質なマイクを購入する前にアンプで補ってみるということを考慮してはいかがだろうか。
- 関連記事
スポンサーサイト